アトリエの活動とは直接は繋がってはいませんが、生活していく中ではとても重要なことです。
サン=アルテ・アプローチでは、SDGsの14番目「海の豊かさを守ろう」を実施しています。
潮芦屋ビーチ、芦屋川河口のクリーン活動自体は、2017年頃から個人的に隙間時間に細々とやっていた程度ですが、2019年から芦屋ビーチクラブ(ABC)さんと一緒に活動するようになりました。
2022年5月には「サン=アルテ・アプローチ(SAA)」でBLUE SHIPに登録し、送られてきたブルートングでさらに気持ちも高めています。
SAAでは朝8時頃から始めるときもあれば、潮の満ち引きによって、お昼前や夕方に行う時もあります。
まずは大人が行動することによって、子どもたちはその意味や理由を知りたい、参加したい、環境について考えていくことにつながると思っています。
砂浜に埋もれているのは大量のマイクロプラスチックですが、プラスチックが悪いのではなく、それを扱う人間の在り方だということを、こうした活動を通してひしひしと感じています。
ペットボトルのフタひとつ落ちていたら、それが劣化して粉々になり、1から100個と増えていきます。
その小さなプラスチックを魚が食べて、その魚を人間が捕って加工したら、さらに細かくなったプラスチックが人間の体内へと入っていきます。
あらゆる汚れやゴミの終着地点がほとんど海で、それが巡り巡って自分たちにかえってくることを想像できたら、
自然に対する敬意を持っていたら、
海の豊かさはもっと早く守られていくのではないかと思っています。
クリーン活動の参加が難しい方は、普段の生活の中でできること、必ずゴミは持ち帰る、なるべくゴミが出ないものを活用する(水筒や個包装されたものは選ばない等)だけでも変化はあらわれます。
「まあいいや」の一人の意識から汚れてしまうなら、「キレイな自然を残したい」一人の意識から豊かはは守れると思うのです。
SAAから発信していくことで、より多くの方に「なんとなく」の意識から、少し行動してみようかなというきっかけになればうれしく思います。